歯周病治療
虫歯よりも恐ろしい!?歯周病について
歯の周りにある組織が炎症を起こし、ほとんど自覚症状が現れない病気、それが「歯周病」です。重度にまで進行しないと自覚症状が出てこないため、気づいたときには抜歯直前まで悪化していることが多々あります。だからこそ、定期的な検診による早期発見・早期治療が重要です。
歯周病の恐ろしさ
歯周病は自覚症状がほとんどないまま重症になっていることが多い恐ろしい病気です。歯周病になると、歯と歯ぐきの間に「歯周ポケット」という隙間ができます。この隙間に細菌の塊であるプラーク(歯垢)が溜まり、さらにポケットを深くしていくのです。
そのまま放置しておくと、歯を支える歯槽骨が溶けてしまい、最終的には歯が抜けてしまいます。
歯周病の進行
| 歯肉炎 | 軽度歯周炎 | 中等度歯周炎 | 重度歯周炎 |
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| 歯周ポケット | 歯周ポケット | 歯周ポケット | 歯周ポケット |
| 2~3mm | 4~5mm | 5~7mm | 7mm以上 |
また、歯周病の進行状態は年齢によっても大きく異なります。虫歯と比べて気づきにくいために放置している方が多く、年齢が高ければ高いほど進行してしまっているのです。
| 年代 | 中等度・重度歯周病の割合 |
| 30代 | 15% |
| 40代 | 40% |
| 50代 | 56% |
歯周病の原因
歯周病を引き起こす直接の原因は、プラーク(歯垢)の中にいる歯周病菌です。ただし、それ以外にも歯周病にかかりやすくなるリスク因子は多々あります。下記のような状態に心当たりがある方は、特に歯周病に気をつけましょう。
・喫煙 ・遺伝的な要因 ・糖尿病 ・薬剤の副作用
・女性の思春期、妊娠、更年期 ・ストレス ・骨粗鬆症
・偏った食生活 ・歯並びの悪さ など
上記のリスク因子の中で、もっとも大きな影響があるとされるのは、喫煙です。喫煙者の場合、同年齢の非喫煙者と比較して3.9倍も歯周病のリスクが多いとされています。
歯周病治療
歯周病の治療法として特に効果的なのは、下記の2つです。放置しておいても治ることはないため、できるだけ早めにご相談ください。
| プラーク除去 | 基本的には日常の丁寧な歯磨きが最大の歯周病予防法です。そのため、歯科衛生士に正しい磨き方を教わって、効果的にプラークを除去しましょう。また、歯磨きでは落としきれない汚れを除去するために、定期検診ではクリーニング(PMTC)を受けることも重要です。 |
| リスク因子改善 | 遺伝的な要因は変えられませんが、毎日の心がけや医師によるアドバイスで解決できるリスク因子もあります。このリスクを下げることが歯周病予防に直結するのです。 |
根管治療
「根管治療」とは、細菌に冒された歯髄(歯の神経)を除去して無菌化し、空洞に細菌が入り込まないように薬剤を流し込んで密封する治療法です。虫歯が重度まで進行すると、細菌は歯の神経にまで感染してしまいます。こうなると、神経を除去して根管治療をする以外に治療法はありません。
ラバーダムを用いた安全な治療
当院では、治療中の根管への細菌侵入を防ぐために、ラバーダム(歯に装着するゴムのコート)を使用しています。根管治療は非常に精密な治療であり、手術中に根管に細菌が入り込むと失敗することもあります。ラバーダムを使用すると、細菌が入り込むリスクを大幅に抑えることができるのです。
ラバーダムは根管治療に不可欠なものなのですが、保険点数が低いために日本においては使用している医院が少ないのが現状です。何よりも安全性を重視するからこそ、当院では根管治療の際に必ずラバーダムを使用します。







